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WEBデザインの納品直前で「ちゃぶ台返し」するクライアントを封じる方法

ちゃぶ台返しクライアント STAGE 3(上級~独立)
この記事は約6分で読めます。

アルバイト含め、スタッフが10人以下の小さな会社やお店からのWeb制作依頼でよく起こりがちなのが、経営者がスタッフに丸投げし「あなたに任せる」と言いながら、最終段階であーだこーだと口を出してきて制作を一からやり直しさせられること。

これはマネタイズの意味からしても最悪で、フリーランスでやっていたら赤字にもなるし、溜まっている他の仕事にも移れないし、是が非でも避けなくてはいけません。

15年もWebクリエイターやっていると、こういう「丸投げ経営者のちゃぶ台返し」には何度か遭い、痛い目に…

この記事では、丸なげ経営者のちゃぶ台返しを阻止する方法をご紹介します。

丸投げちゃぶ台返し経営者の特徴

  • 要領が悪い
  • Web制作の最高責任者は経営者のはずなのに、何かあると部下のせいにする
  • 自分の要望は一切伝えずに「君に任せる」といいながら最終段階で口を出す
  • 要望を一切伝えないのに、制作物に難癖をつける
  • 気分で喋るので、要求がコロコロと変わる
  • 窓口の社員が板挟みになっている
  • 金払いが悪い(簡単に言うとケチ)
  • 見積に含まれる以外の仕様を後から追加してくる

タチが悪いのは、こういうちゃぶ台返しする経営者は、かなり「クセ(アク)」が強いので一筋縄ではいかないところです。

丸投げちゃぶ台返しの阻止の仕方

時間をかけて制作してるのに、勝手な丸投げ経営者の鶴の一声ですべてパァになるほど馬鹿馬鹿しく虚しいことはありません。フリーランスのWebクリエイターにとって、時間は収入を左右します

制作が進んでいるのに、デザインの大幅変更を強いられて作り直しなんてしていると、時給換算するとアホみたいな金額になることがあるので絶対に阻止しなくてはいけません。

最初に口頭と書面で「条件」をキッチリ伝える

私の場合、最初に「制作依頼書」というものを書いてもらいます。これは契約書とは別のもので、希望のSEOキーワードやイメージカラー、ターゲティングの世代や性別、Webサイトに盛り込みたい内容を書いてもらいます。

こうすることで、言った言わないの水掛け論はなくなり、最初に伺った要望はこれでしたよね、という主張が言いやすくなります。

契約者はあくまでも経営者である社長や個人事業主。窓口が社員であったとしても、経営者に考えて書いてもらいます。

デザインの修正工程、デザイン決定後の工程数を明確にする

この中に、「デザイン変更は3回まで」「デザイン決定後の大幅変更は不可、または別途費用がかかる」「デザイン決定後の修正は3回まで」と書いていて、提出された時点でその条件は了承していることとみなす、という一文を加えています。

「デザイン決定後の修正は3回」というのは、Webクリエイターによっては「それだけ?」と思うかもしれませんね。

私の場合、3回でも「赤字修正は極力まとめて送ってください」とクライアントを教育しているので成立します。また仕事が早いので十分に対応できています。フリーランスで仕事をコンスタントに得るには、安すぎず、高すぎず、絶妙なコストバランスで見積を作ることなんですが、できるだけ無駄な作業が発生しないような施策を打つことがとても大事になってきます。

デザインの回数、修正回数を制作前に明確に伝えておくことで、ちょこちょこと小出しに修正を出されたり、案件にかかる時間が分散して他の業務が滞るのを避けます。

経営者以外の社員が窓口の場合、依頼内容を経営者が把握しているか確認する

丸投げ経営者が自分の社員に「君はWebに詳しそうだから任せるよ。思い切りやってごらん」なぞと調子のいいことを言って、任された社員はその気になってやる気マンマンに。

ネットでググったり本を読んだりしてかじった知識で、色んな要望を伝えてきます。

依頼主が経営者で、経営者が制作依頼書に内容を盛り込んで出してきているのに、やる気マンマン若手社員が「こんな仕様も盛り込んで欲しい」と当初の予定になかったことを言い出すことがあります。つまり暴走して当初の予定になかったアイデアや仕様を経営者に確認もとらず、「任されている」という社長の言葉を権限と誤認して進めてしまうのです。

もちろん、当初の要望から作った見積からはオーバーするし、工程数も増えて納期が間に合わない、といったリスクも出てきます。社長が把握していない内容なら、後で大問題に発展しかねません。

窓口社員に必ず確認!

  • 仕様追加は社長からの依頼なのか
  • 見積が変わることを社長に伝えているか
  • 見積差替でのあと、了承済みになってから対応する
  • 工程表の差替えを提出し、納期が遅れても大丈夫か確認する

注意点としては慎重にやらないと、やる気になった社員がヘソを曲げてしまったり、暴走に気がついたちゃぶ台返し気質のある経営者からコテンパにやっつけられる可能性があります。

窓口社員がモチベーションをなくしてしまうと、ただの「伝書鳩」に化してしまうので気をつけましょう。

窓口社員も、ちゃぶ台返し社長も、プライドを傷つけないように上手く立ち回ろう

クライアントの「御用聞き」にならないこと

経験が浅かったり、自信がない、「NO!」と言えない性格のWebクリエイターが陥りがちなのがクライアントの「御用聞き」に成り下がってしまうこと。

お金をもらう立場だから、経営者が右といえば右、左といえば左、という風に、たとえ理不尽な内容でも「YES!」と言ってしまうのは、結果的に良いWebサイトが作れないので、その仕事から「リピート客」「クチコミ客」が見込める仕事に発展することはありません。

マーケティングの勉強はWebクリエイターにはとても重要で、論理的に「何がベストか」を提案し続けることができれば、どんなちゃぶ台返し社長も静かにしていてくれます。

ちゃぶ台返し社長があなたに色々質問してくるようになったらシメたもの。あなたを信頼して師匠のように感じてくれるようになるでしょう。

経営者の御用聞きになってはいけない。あくまでもプロのWebクリエイターに徹し主導権を握ること。経営者とは対等な立場であるべし。

経営者にも制作に参加してもらう

今やWebサイトが経営の鍵を握るということは、体感としてどこの経営者もわかっています。わかっているが故に、あれこれと要求が増えて行きまとまりがつかなくなる、ということが起こります。

窓口社員はWebクリエイターに丸投げするというのは、「面倒くさいと感じている」か「Webが未知のことすぎて理解不能」だからです。

経営者にも積極的に打合せに参加してもらえれば、進捗状況を共有できるのでトラブルに発展しづらいですよね。たとえば、「信頼感や親しみやすさを出すためにキャラクターを作りましょう」とか、「社長が発信するブログを盛り込みましょう」とか、社長が楽しく興味を持って参画できるものがあったらぜひ取り込んでみてください。

「Webのことはチンプンカンプンだが、私にできることがあるのだ!」と感じられれば、俄然経営者もやる気になって動き出します。そうすると、コミュニケーションが自然と増えて最後の最後で方向性が全く違う要求が出る、などのトラブルもかなり回避できます。

あまりにも悪質なクライアントの場合は「次回はない」と腹を決める

「地雷案件」に発展する悪質なクライアントというのも少なからずいます。フリーランスで仕事をする場合、小さなものでも収益に結び付けたいと思って請負がちですが、地雷案件に振り回されて他の仕事が取れなかったり進まなかったりして結局はマイナスになります。

フリーランスは決められた時間で働くわけではないので、自分で時間の管理をしっかりやらないと「セルフブラック企業化」します。地雷案件をいくつも抱えているとセルフ倒産します。

きっぱり「次回はない」「このクライアントの仕事はもう受けない」と決断することも大切です。

地雷案件の見分け方は、別記事でまとめていますのでご参考にしてください。

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