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脱「丁寧な暮らし」。積極的にAI家電を取り入れる家庭でのロボット教育

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コードマン
コードマン

ところでお母さん、家の中にAI家電ってあるかい?

見回してみよう。

ママ
ママ

私、家電に興味がなくてほとんどないわ。

テレビ、洗濯機、掃除機はあるけど、「丁寧な暮らし」に憧れて、脱家電!を目指していたし…

丁寧な暮らし、流行りました。デフレ時代に出てきたモノの価値観のひとつでもあり、「今、身近にあるもので豊かに暮らしましょう」的なやつです。

掃除機を使わずに、ちょっと高級な棕櫚のホウキを使いましょうとか、電子レンジは使わずに蒸し器を使った方が美味しいですよ、とか。

たしかに、丁寧な暮らしは素敵ですけど、今後AIがますます進化しても「丁寧な暮らし」に固執し続けて原始的な生活をしていたら、これからの時代を生きる子供にとっては善ではない、というお話をします。

AI家電を拒否るのは、「洗濯機よりタライ」と言うのと同じ

スマートホーム

「なんでもかんでも効率化いうなや!」というのが「丁寧な暮らし」提唱者や実践者のご意見だというのは、重々承知しております。

モノを最後まで使い切るとか、今あるもので代用して無駄遣いしない、というのは間違ってないし、今後もそういう精神は絶対必要。

でも、時代の流れによって人々の生活がより便利に効率的になっていくのに、抗う必要もないと思うんですよね。

たとえば、昭和初期は洗濯機がなくて、女性たちは「たらいと洗濯板」でゴシゴシ洗濯をしていました。その後、「脱水機」が誕生し「なんて便利なの?」と主婦たちは目を輝かせ、家事から解放していきました。

AIが進化して、どんどん便利なものが開発されているのに、それを頑なに拒否するのは「洗濯機なんて邪道! たらいに洗濯板が一番生地を傷めず、綺麗になる! 手を抜くのは女性として〇%#$*&#!」と言っていることと何ら変わらない気がします。

当時、サラリーマンの給料1ヵ月分だったかもしれない洗濯機を購入した家庭では、お母さんの家事労働が減り、その分子供たちと遊んだり勉強する時間が増えたり、心身のストレスが減ることで笑顔も増えたことでしょう。進化は心の余裕を生み出すのです。

ママ
ママ

「なんで主婦ばかりが家事するの! 夫も手伝って!」という不毛な会話や喧嘩も減るわね。

デジタルネイティブ世代の子供たちから、生きる術を失ってはいけない

今の子供たちは、生まれたときにすでにパソコンやスマホが家庭内にあり、物心ついた頃には大人顔負けで使っている、という世代、つまり「デジタルネイティブ」と呼ばれています。

AI開発は驚くほど速く進化していて、私たちの身の回りにも徐々に広がってきています。IoT(Internet of Things)と呼ばれる、コンピュータ制御による家電や道具は、身近になりつつありますよね。

「OK! Google!」なんていうのもそうです。「Google, 今日の天気教えて!」と聞けばコンピュータが答えてくれる。

そんな時代に生きていない大人にとって「そんなものなくても生きていけるし」と思いがちですが、デジタルネイティブの子供たちが社会人になる20年後には、「そんなものも知らないの?」ということになりますし、どうやってAIと共存していくか、AIをどう人間が使いこなすか、ということを否応なく身につける必要があります。

家庭にAI家電を導入し、親は家事労働を減らして子供と接する時間を増やしたり、自身の勉強の時間に充てたり。子供は、AIをどう扱うかを自然に身につけられる、いい教材です。

モノ・コトは効率化へ。効率化の先に見える世界は悪くない

「なんでもかんでも効率化いうなや!」という理由に、「人間は『考える』ということをしなくなる」という議論が交わされていますよね。

パソコンが普及してから、漢字が書けなくなったのは私だけじゃないと思います。

たしかにマイナスな要素はありますが、効率化された日常で生まれた余剰を、他の有意義な時間に充てられるんですから、「何に重点を置いて、日々成長していくか」と思えばいいんじゃないかな、と思います。

コードマン
コードマン

ちなみに、うちにはロボット掃除機ルンバ、全自動洗濯乾燥機、全自動食器洗浄機があるよ。

すべて、効率化して生まれた余剰時間を、本を読んだり仕事をしたり、「新たな価値を生み出すための投資として導入してるんだ。

ママ
ママ

そうね。投資と考えると高い家電も買いやすくなるわ!

そもそもうちのパパは最新家電大好きで、いつも阻止してたんだけど、考え方が変わったわ!

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