
ヒューマンアカデミーロボット教室を見学しようと思ったら、家から通えるところに複数見つかったの。
全部の教室を見学できればいいんだけど、仕事があるからそんなに時間を作れないし…
いい教室の見分け方を教えて欲しいわ、コードマン!

質の高い講師がいる教室は、すぐにわかるコツがあるんだ。それを教えてあげるね!
基本的には、ヒューマンアカデミーロボット教室は、非常に優れたオンライン教材と、ロボットプログラミングの権威である東大教授、高橋智隆先生監修のロボット教材を使い指導してもらうので、塾経営など、もともと子ども相手に勉強を教えているプロの講師なら、指導の質に問題はない、と考えていいと思います。
ただし、「プログラミングの知識があるかどうか」というと話は別。
応用力を試されるような場合、講師によっては答えられないこともあるのかな、という懸念があります。
なので、この記事では
- できるだけプログラミングに詳しい講師がいる教室で習わせたい
- 近所に通える教室が複数ある。できるだけ講師の知識が豊富なところに通いたい
という場合、ひとつの検討材料にできる「いい教室の見抜き方」としてお伝えしようと思います。
ヒューマンアカデミーロボット教室の詳しい説明、口コミ評判などは別記事にまとめています。くわしくはこちらを併せてお読みだください。
簡単! プログラミングがわかる講師がいる教室の見分け方
では早速、プログラミングができるとか、ある程度理解している講師がいる、ヒューマンアカデミーロボット教室の見分け方をご紹介します。
まず、マークの意味を説明します

- P…プライマリーコース
- B…ベーシックコース
- M … ミドルコース
- A … アドバンスコース
- R … ロボティクスプロフェッサーコース
- K … こどもプログラミング教室

P, B, M, Aはヒューマンアカデミーロボット教室の基本コース。なのでどの教室もこの4つのマークはついているはずです。

Rは、Aの「アドバンスコース修了生」や中学生がさらに高度なロボットプログラミングを学ぶために設けられた特別コースです。

Kは、ロボットではなく、プログラミングを中心とした学習を提供しているコースです。
結論から言うと、これらのマークが全部揃っている教室が、講師の質が高い傾向にあります。
マークが多いほど、講師の質が高い可能性がある3つの理由
P・B・M・Aは、プログラミングを知らない講師でも教えられる
ヒューマンアカデミーロボット教室の基本コースである、プライマリーコース、ベーシックコース、ミドルコース、アドバンスコース。
これらのコースは、小学生が対象で、授業はヒューマンアカデミーロボット教室のテキストやオンライン教材、ロボット教材を利用して指導されます。
教える対象がプログラミング「未経験者」「初学者」の小学生なので、大人が答えられないような高度な質問というのはほとんど出ません。また、教材が秀逸で、その教材に沿って学習が進められていきますし、講師は生徒の「プログラミング的思考」を促す指導や、課題に沿ったロボットを作ったり動かしたりするときに出る疑問や質問に答えたり、エラーが出るときは自力で解決できるように「ヒント」を与えたりします。
ですが、基本的に「課題に沿った学習」のため、生徒がオリジナルロボット開発をする、というレベルのものではないので、塾講師など「教え方が上手」「課題で与えられた習得意図を理解して指導できる」人であれば問題なく教えられます。
なので、講師が「プログラミングができない」という人でも教えられる、ということです。
ヒューマンアカデミーロボット教室の教材の中身が分かっている人ならOK、ということ。

基本コースしか扱っていない教室の先生は、「プログラミングはできない」というケースも結構ある。
R(ロボティクスプロフェッサーコース)がある教室がおすすめ
こちらは、上に紹介したヒューマンアカデミーロボット教室の基本コースの修了生や、小学校6年生以上の初学者向けの、高度なロボットプログラミングを学習するコースです。
内容は数学や物理も関わってきて、大人顔負けのお掃除ロボットの原型や、医療界で開発されている手術ロボットの原型などを学んでいきます。
ヒューマンアカデミーロボット教室は、全国に1400の教室がある、と公式サイトに載っているように、地方でも非常にたくさん教室はあります。
ですが、この「ロボティクスプロフェッサーコース」まで指導している教室の数はガクッと下がります。全国で196教室(2019年9月時点)しかありません。
その理由は色々あると思いますが(基本コースを選択するお子さんの方が多いから、それで十分経営が成り立つとか)、指導する側の講師に、数学や物理などを含めた高度なロボットプログラミングの知識がなければ難しいのが一番の理由だと思われます。
ロボティクスプロフェッサーコースになると、すでにロボットプログラミングを長年学習してきたお子さんが多く、将来は有名大学の工学部に入学する子までいるので、レベルが高い。
つまり、大学受験を視野に入れたロボット教育をさせたい親御さんが選ぶ傾向にあるので、教室側の講師の力量も当然必要になります。
ロボティクスプロフェッサーコースで学ぶお子さんも、課題にそってロボットは作るけれど、プログラミング知識があるので「もっとこうしたい」「オリジナルの開発をしたい」という意欲も出てきます。
ヒューマンアカデミーロボット教室の「全国ロボット大会」では、そんなお子さんたちが開発したすごいロボットが多数登場し、大学教授や企業が注目しているほどです。
つまり、「R」のついた教室は、ロボットプログラミングに詳しく、応用して課題以上のものを作りたいというお子さんのニーズに応えられるだけの教師がいる、という可能性が高いです。

ロボティクスプロフェッサーコースがある教室の先生は、ITリテラシーが高く、高度なロボットプログラミングを指導できるスキルがある可能性が高い。
K(こどもプログラミング教室)がある教室は「テキストプログラミング」ができる講師がいる可能性が高い
こどもプログラミング教室ではロボット学習は行いません。お子さんが「プログラミング思考」を身につけることを目的とした、タブレットやパソコンを利用したプログラミング教室です。
こちらは、たとえばゲームやアプリを作りたいというお子さんや、将来テキストプログラミングができるようにさせたい、という親御さんが選択するケースが多いです。
子ども向けのプログラミング教材を利用するので、楽しく感覚的にプログラミングを学習できるツールを利用するので、「テキストプログラミングができる講師かどうか」というのは確かではないのですが、ゲームやアプリのプログラミングがどういうものか、ということを理解しているのは確かなはず。
なので、「K」マークがついているスクールは、ロボットプログラミング以外に、テキストプログラミングができる講師がいる可能性がある、ということです。
お子さんがロボットプログラミングを学んでいて、習得が早い方だと「ロボットに飽きてしまう」ということもあるようです。ロボットプログラミングから始めたけれど、キーボードを使って大人と同じプログラミング言語を使ってゲームやアプリを作ってみたい、という意欲が出てくることもあります。
そんなとき、教師に指導を仰ぐこともできますし、「子どもプログラミング教室」に変更することもできますよね。

「子どもプログラミング教室」もある教室は、テキストプログラミングの知識がある先生がいる可能性が高い。
結論:全マークがついているほど、いい教師がいる可能性が高い
具体的に、どんな風にチェックするかを確認してみましょう!
まず、ヒューマンアカデミー・ロボット教室の公式サイトから、「教室検索・体験授業」というところをクリックします。
お使いのブラウザによって、表示の位置が変わりますが、ここでは画面左側にある「教室検索 体験授業」というタブですね。

すると、全国の教室検索のページに移動します。

ここでは、「東京都」を選択してみます。すると、 さらに都や市が選べる画面に切り替わります。 他県の場合には、町名が表示されることもあります。

ここでは「荒川区」を例にご説明します。荒川区をクリックすると3件の教室が表示されます。

荒川区の教室一覧です。
「南千住駅前 エデュコラボ合同会社」は全マーク揃っています。
「西尾久サニー再度イングリッシュカフェ」は、基本コースのみですね。でも「イングリッシュカフェ」と言っているくらいなので、英語でも指導したりするんでしょうか。無料体験教室に行ってみたくなりますね。
「日暮里 プリマベーラ・ロボティクス教室」は「子どもプログラミング教室」だけありません。ロボティクスプロフェッサーコースはありますね。
荒川区内といっても、場所は離れているのでご自宅から通いやすいかどうかで決めてももちろんいいです。
ですが月に2回だけの通学なので、多少時間がかかっても、マークの一番揃った「南専従駅前 エデュコラボ合同会社」が一番いいんじゃないかな、という気がします。
検索結果に出たスクールが全部、基本コースしかない場合
お住まいの地域によっては、プライマリーからアドバンスまでの基本コースの教室しか出てこない、ということもあります。
なにせ、全国に196カ所だけですからね。
実際に通っているお子さんや親御さんの口コミで選ぶ
そういう場合は、教室に通っているお子さんのお友達や、その親御さんがいれば話を聞いてみましょう。実際に通っている方の口コミが一番確実です。
または、たとえば「有名進学塾」や難関中学や難関高校に進学させている塾がヒューマンアカデミーロボット教室を運営している場合は、そういう教室を利用するのがいいです。
進学塾が運営しているヒューマンアカデミーロボット教室を選ぶ
難関中学、高校に進学させている塾は、それだけ教師の指導方法の力量が高い。そういう教室は、教師のロボットやプログラミングに対するリテラシーが高く、勉強の重要性がわかっているはずです。
2024年には大学受験にプログラミングも加わる予定で動いていますし、受験の一環として指導に力を入れてくれると思います。
迷ったら、無料体験や見学に行けばいい
どちらか迷ったら、無料体験や見学に行きましょう! お子さんと教師、または親御さんと教師の相性もありますよね。「プログラミングスキルは高そうだけど、なんかこの先生暗い…」とかいうファーストインプレッションも結構大事だったりします。
ですが、受講途中での教室変更もできますので、入ってから「あっちの教室の方がやっぱり良かったかな…?」と思ったとしても、大丈夫です。その場合は、先生に教室変更について相談してください。

ぜひ参考にしてくれ。 百聞は一見にしかずだから、全マークついているとしても、必ず教室見学や体験をした方がいいよ!

よくわかったわ!
ありがとう! コードマン!
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