
以前転職活動をしたときに、コンビニで購入した履歴書に手書きで書いて提出したら、面接官に個性がないね、と言われたことがあります。履歴書は手書きが基本、履歴書で個性を出すなんて考えていなかったから…ショックでした。
そうですね。
ひと昔前なら、履歴書は手書きが基本でした。
むしろPCで作成しプリントアウトした履歴書は、「誠意がない」「熱意がない」と敬遠されたものでした。
でも今は、インターネット経由での応募や履歴書の送付が主流となってきていて、PCで作成した履歴書・職務経歴書に対する以前のような抵抗感はありません。
とくにWEBやIT業界では、デジタルデータでも全然問題ありません。
この記事では、クリエイターの履歴書や職務経歴書の作り方や、注意するポイントをまとめています。

WEBクリエイター歴15年の私がご説明します。
履歴書は「関所」のようなもの。希望企業へ入社するにも関所を通り抜ける必要がある
採用担当者は、一度に何十人もの履歴書に目を通しています。
多くの履歴書に目を通さなくてはいけないので、「ん?」と興味を持たれるさりげない演出を散りばめておく必要があります。
誤字脱字があったり手書きで文字が汚い履歴書は問答無用で「不採用」のボックスに入れられます。関所で「帰れ」と言われるようなもの。
かといって、あまり個性を出し過ぎるとクセが強くて扱いづらいと思われます。
クリエイターの履歴書は
が明確に伝わるように作りましょう。
履歴書や職務経歴書にはどう個性を出すの?
個性と言っても、イラストを散りばめる必要はありません。
WEBデザイナーなら、美意識や美的感覚が問われる職業ですし、1㎜の差によるバランスにこだわるべき職業です。
たとえばフォントの選定、マージンやスタイルの統一や空白部分のバランスを美しく整えるだけでも、あなたのセンスは履歴書に現れます。
ExcelやWordなどの汎用ソフトを使って作ったり定型フォーマットを利用してもいいですが、日頃使い慣れたIllustratorで作成してもOKです。



大切なのは、見やすく、美しい履歴書・職務経歴書であることです。
志望動機や応募企業の傾向を考えて適宜変えること
作成した履歴書は必ず提出前にダブルチェックをしてください。
企業ごとに理念もカラーも違うため、すべて同じ内容で出してしまって「やばい!」ということがないようにしましょう。
特に、志望動機は企業毎に見直すべき項目なので必ずチェックしておきましょう。
誤字脱字は問題外
誤字脱字がひとつでもあったら、もう不採用決定と考えておいた方がいいです。それくらい、面接官は「不愉快感」マックスになります。
誤字脱字があるということは
という負の感情を面接官に抱かせることになります。
必ず一字一句を見返して、ミスが内容にしておきましょう。
嘘は絶対に書いてはいけない
多少のハッタリをカマしても…入社してからきちんと仕事ができるように事前に全力で本を読んでインプットしたり足りない知識を補う努力をすれば別ですが…
転職組は即戦力を期待されますし、面接時の内容と実際のスキルに雲泥の差があれば、事実と違うと入社後に採用取り消しになりかねません。
実際にあった話ですが、面接に来た23歳の若い女性の履歴書に「毎朝5時に起きて、ジョギングをしている」と趣味の欄に書いてあり、「自制心や計画性がある」と判断してポテンシャル採用をしたことがあるのですが、後に「嘘」であることが発覚しました。
実際の仕事とは直結しない内容でしたが、仕事においてミスをするたびに誰もがわかるような小さな嘘を積み重ね、他にも色々な問題が浮上していた中、普段の会話の中で本人が「嘘」とバラしたのでした。
当然ですが、信頼感はないし、仕事も適当だし、小さな嘘をちょこちょこつくのが問題になりクビになりました。
ハッタリかまして入社するなら、ハッタリにならないくらいに事前に仕上げてくるか、墓場まで持っていってください。…というか、嘘は書かない方がいいです。
学歴・職歴を誤魔化さない
たとえば、半年だけの留学だったのに1年と書いてみたり、フリーターやアルバイトだったのに正社員としての勤務と偽ったりするのはNGです。
派遣、契約社員なども同様、雇用形態を明確に記入しましょう。
書きたくないからとあえて空白期間を残すよりも、きちんと正直に書いた方が心象がいいです。
必ずその空白期間、突っ込まれますから。
略字はNG
(株)とか(有)とか。略字ではなく株式会社、有限会社と書きましょう。
高校も「高等学校」ときちんと書くこと。
病気や転職活動でのブランク期間はあえて言わない・書かないでOK
たとえば、うつ病で無職期間が半年くらいあったとか、前職を辞めてから転職活動に時間がかかってしまった、というケース。
こういう場合は、書かない、言わない、でOKです。
もし、メンタル面の病気が治っていなくて入社後に不安があるなら、正直に伝えてもいいですが、採用は難しいでしょう。
もう治っている病気なら、聞かれない限りは自ら地雷を踏みにいく必要はありません。
趣味は興味を持たれそうなものに絞って書く
趣味の欄に趣味や特技を記入をしておくと、面接官が興味を持ち話が弾むことがあります。
人間味が現れる部分ですし、クリエイターなら個性や趣向を知ることができるので採用側は趣味の欄も必ずチェックしています。
ただし、いくら多趣味であっても、すべて書くのはNG。
たくさん趣味を書いてしまうと、仕事よりもプライベートを重視するタイプであるとか、生活の優先順位が趣味にあると思われてしまい、マイナスです。
個人的にいうと、たとえそれが本当に趣味であっても「読書」「映画鑑賞」というのは「ほんとかよ」と思われがちな趣味なので、ガチじゃなければもっと興味を持たれそうな趣味の方がいいです。
たとえば…秘湯巡りとか、サックス吹くとか、バスケとか。(バスケはチームプレーなので、良好な対人関係とかチームワークとかをアピールできます)
大切なのはスキルだけではない。採用側は自社に合う人間性かどうかも重視する
一番重要なのは、やはり即戦力となって売り上げが伸びるきっかけになったり、強い人脈パイプを持っていて顧客開拓ができるとか、そういう力のある人を優先的に採用します。
採用したら社員とうまく和んで仕事ができるか、チームワークができるかなど、自社のカラーに合うかどうかも見ています。
まとめ
履歴書を書く上でのポイントをまとめてみました。ご参考にしてください。
クリエイターにおすすめの転職エージェントはこちらにまとめています。ご参考にしてください。