最近、プログラミングブームによってプログラミングスクールが増えてきました。
昔は「エンジニア」というと大学で専門的に学んだ人じゃないとなれませんでしたが、プログラミングスクールの登場によって誰でもプログラミングを学び、WEBデザイナーやエンジニアになることが可能になりました。
たくさんプログラミングを学ぶ選択肢が増えることは嬉しいことですが、一方で「どの言語を選べばいいの? 一体どのスクールを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、プログラミング・スクールの選び方をプロのWEBクリエイター視点から分かりやすく解説していきます。 WEBデザイナー志望の方は、このページを読んだ後、さらに「WEBデザイナースクールの選び方」を必ずお読みください。

あなたにぴったりのスクールを見つけるお手伝いができたら嬉しいです!
プログラミングスクールには、どんなものがあるの?
まずはプログラミング・スクールにはどんなものがあるのか確認しましょう。
プログラミングスクールには、大きく分けて3つの種類があります。
通学型スクール
スクール独自のオンライン教材で自習を進めつつ、教室にも通い、学習中に生じた疑問点やエラーの原因などを講師に質問して解決することができる。通学型スクールには、オンラインコースを設けているところも多い。
(代表的な通学型スクール「DMM WEBキャンプ」「コードヴィレッジ
」「DIVE INTO CODE
」「テックキャンプエンジニア転職
」「.Pro(ドットプロ)
」
マンツーマン・スクール
講師がマンツーマンで指導してくれるスクール。個別家庭教師のようなスタイル。
(代表的なマンツーマン・スクール「CodeCamp」「WEB塾超現場主義 Akros Academy Pro
」「コードヴィレッジ
」)
オンライン完結型スクール
講師による講義はオンラインによってマンツーマンで行われます。スクール独自の開発環境ですぐに学習が始められます。質問やコードエラーなどはオンラインチャットにより質問可能。開発ツールは講師と受講生双方で同時に閲覧することができ、どこのコードに問題があるかなど、的確な指導が得られます。
(代表的なオンラインスクール 「コードヴィレッジ」「TechAcademy(テックアカデミー)
」)
また、それぞれのスクールには、スクールが用意したカリキュラムに沿ってゼロから学ぶタイプと、すでに何らかのスキルや知識がある場合にオーダーメイドでカリキュラムを作ってくれるスクールがあります。
(代表的なオーダーメイドでカリキュラムを作ってくれるスクール「(マンツーマン)」「TechAcademy(テックアカデミー)
さらに、プログラミングスクールを選ぶ上で、チェックすべき点があります。
プログラミングスクール選びでチェックするポイント
身につくスキル・プログラミング言語はなにか
スクールによって、学べるプログラミング言語が異なります。あなたの目的に合ったスクールやコースを選びましょう。
転職に強いスクールか
転職希望者にとって、転職に強いスクールかどうかは気になるところ。
ポートフォリオや職務経歴書のチェックや面接対策などがしっかりしているか、卒業生の転職先企業はどんなところなのかを公式サイトや無料体験でチェックしましょう。
期間・料金は?
仕事が忙しくて集中して勉強時間が取れない人は、じっくり長期で学んだ方がいいですし、長期間の通学や勉強は負担だから短期集中で勉強したいという人は、1ヵ月で学べるプランを選ぶなど、あなたの学習環境や条件を考慮して選びましょう。
料金は、通学型スクールや数か月にわたる受講期間の場合、若干高くなります。
どんなレベルなのか
スクールのカリキュラムから、実務レベルのスキルを習得できるレベルなのか、教養レベルで知識がつけられる程度のレベルか、などです。
これは、学ぶ側のあなたの目的・目標によって選ぶべきスクールが変わります。









当サイトでは、経験15年以上のプロのWEBクリエイターが、未経験のあなたでは判断しづらい内容を、各スクールの紹介ページで詳しく説明しています。
プログラミングスクールの選び方


ざっくりとプログラミングスクールの種類を確認したところで、次にプログラミングスクールの選び方のポイントをお伝えしますね。
細かいことを上げればキリがありませんが、あなたにぴったりのオンラインスクールを選ぶ上で絶対に欠かせないポイントは3つです。
学ぶ目的を明確にする
プログラミングスクールを選ぶ上で一番大切なポイントは、あなたの目的を明確にすることです。
- WEBデザイナーになりたい(→Photoshop, Illustrator, HTML, CSS, JavaScript, jQuery, Bootstrapなど)
- WEBサービスやアプリを作れるようになりたい(Ruby, Pythonなど)
- EC(ショッピング)サイトが作れるようになりたい(PHP)
- スマホゲームを作れるようになりたい(Unity)
- データサイエンティストになりたい(Python)









これらの目的をはっきりさせないと、学ぶプログラミング言語を決めることができません。 プログラミングを学んで何を作りたいのか、じっくり考えましょう!
この記事の最後に「目的別のおすすめオンラインスクール」を紹介していますので、よかったら参考にしてください。
通学か、オンラインか決める
プログラミングスクールで学びたい言語や目的のスキルが決まったら、次は通学かオンラインか、どちらのスタイルで学ぶかを決めましょう。
通学型スクールのメリット
- 物理的に教室に行かなくてはいけないので、挫折・離脱しづらい
- 疑問点やエラーの原因など、すぐに講師に質問できるので解決が早い
- 同期の同じ目的を持つ友達ができる(人脈構築)
- 自分のPCに開発環境を構築するスキルを学べる
通学型のデメリット
- 評判のいい通学型プログラミングスクールは東京に集中している
- 受講料が高め
- 通学に時間・交通費がかかる
- 隙間時間に好きなところで学習ができない
- 学べるプログラミング言語が限定的
オンライン型のメリット
- 学費が安い
- 全国どこからでも学べる
- オンラインで講師からマンツーマン講義を受けられる
- 質問はオンラインチャットで可能
- 学べるコース(プログラミング言語)が多い
- スクールが用意した開発ツールですぐに学習が開始できる
オンラインスクールのデメリット
- PCを開いて勉強する、という習慣がつかなければ挫折しやすい
- 開発環境構築のスキルは身につかない
- 転職フォローはあるけれど、対面による細やかなサービスは受けられない
- メンターが大学生であったり、質が悪いところもある









選び方のヒントをしたにまとめますので、 通学型とオンライン完結型の選び方のポイントとして参考にしてください。
- すでに何らかのプログラミングスキルがある人→オンラインスクール
- 地方に住んでいる人→オンラインスクール
- 仕事が忙しく、空いた時間に効率良く学びたい→オンラインスクール
- 通学型スクールに学びたい言語がある人→通学型スクール
- 物理的に追い込まれないと挫折する性格の人→通学型スクール
月額料金・トータル受講料など、あなたの予算に合ったものを選ぶ
最初にお伝えしておくと、どのスクールも致命的な価格の差というのは存在しません。
というのは、プログラミング学習は長くても6ヵ月~10ヵ月程度のスクールしかないからです。
また、安いスクールには安いなりの、高いスクールには高いなりの理由がちゃんとあります。
多少受講料の差があったとしても、人生のうちのたった数ヶ月だけのことですし、他の資格と違ってWEBデザイナーやエンジニアは本物の「手に職」が付きます。









つまり受講料なんてあっと言う間に回収できるということ。
各スクール、受講料の分割払いやローンにも対応しているので、「明らかに絶対無理!」という料金でなければ、受講料の安さだけで決めないようにしましょう。
「受講料の安さを基準にする」のではなく、カリキュラムの内容や離脱しづらさを基準に選んだ方がいいです。
必ず資料請求や無料体験などであなたとの相性を確認する
オンラインスクールのカリキュラムや学習内容、講師やサポート体制など「自分に合いそうだな」と思ったら、必ず資料請求や無料体験などをやってみましょう。
どんなにいいスクールでも、あなたに合うかどうかは実際に試してみないとわかりません。
学習にあたりどんなスペックのPCが必要なのかなど、学ぶ言語や使うアプリケーションによって変わってきますから、各スクールに確認する必要があります。
当サイトでもそれぞれのプログラミングスクールのカリキュラムについて詳しくご紹介していますし、WEB業界に長年関わってきた管理人の視点から見てご紹介しているので、未経験のあなたがスクールの特長がわかりやすいように工夫して載せています。
でも、全員にぴったり合う完全無欠なスクールはありません。
気になったスクールを複数選んで比較してみると、より自分に合うスクールが見つかりやすくなりますし、スクール担当者と話す中で、そのスクールで学んだあなたの将来が明確になります。
もし資料や体験を比較しても迷ってしまうことがあれば、また当サイトをご参考にしてもらえれば嬉しいです。 無料体験はリスクゼロ。しつこい勧誘もありません。あなたの相性に合うかどうか、必ず参加しましょう。
目的別プログラミングスクール


最後に、学習する目的別におすすめのプログラミングスクールをご紹介します。
どのスクールも公式ページから無料体験の申込みができますので、気になったものはすべてやってみましょう。









紹介しているスクールの順番は、WEBクリエイター視点でのおすすめ順になっています。ですが、どれもあなたの目的や条件で「あなたにとってのベスト」は変わってきますので、ご参考にしてください。
WEBデザイナーになりたい!
WEBデザイナー向けのカリキュラムがプロ視点で合格でおすすめ。









おすすめWebデザインスクールの比較記事を詳細にまとめています。








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参考記事 Rubyとは?できることや特徴とRubyが学べるおすすめスクール8選
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冒頭にも書きましたが、WEBデザイナー志望の方は、さらにチェックするポイントがありますので、かならずこちらをご確認くださいね!